2002年度
日本語教育分科会

年数回、開催場所を変え、その地区ごとの教育の実情等を見ながら、またその時々のテーマを持った分科会を開催します。
参加者は原則として、日本語教師養成講座や集中講座に参加しない中堅以上の日本語教師を対象としています。
以下は、今年度開催された日本語教育分科会のうち、イグアス、アスンシオン、エンカルナシオンの模様です。
◆イグアス 「日本語教育分科会」 2002年3月25日
2000年度から日本語を母語としない児童生徒を対象とした外国語としての日本語教育コース「ラパーチョ・コース」を開設しているイグアス日本語学校を事例に、移住地の日本語教育の現状と問題点を検討しました。
モデル授業参観の後 日本語学校で日本語教育と国語教育を並立させる意義と問題点などについて検討しました。
◆アスンシオン 「今後の日本語教育と日系子弟教育」 2002年8月5日
日本人会・文化協会教育担当理事・日本語学校校長合同研修会と同時開催されました。
元JICA専門家である川上宏先生を講師に招き、日系社会における今後の日本語教育の意義と方法や、西欧先進国の外国での自国語教育の意義と方法、これからの「学校創造」に向けてのアドバイスを伺いました。
講演要旨は、こちらをご覧下さい。

◆エンカルナシオン 「国語教育分科会」 2002年10月23日
今回は特に日本語学校における国語教育について焦点をしぼり、特に家庭での日本語離れが懸念されている都市部において、国語教育から日本語教育へ移行・両立していく上での問題点等について検討しました。
また、JICAパラグアイ事務所エンカルナシオン支所長三浦喜美男氏により、「国際協力&人的交流の体験を通じて 〜30年を歩んで〜」をテーマに、三浦支所長の豊富なエピソードを元に人材育成や日本語教育指導などについての講義を受けました。
その後はJICA日系社会シニア・ボランティア山田史子先生による国語教育についての質疑応答が行われました。
各日本語学校から寄せられた「一冊の教科書に対して、年間の指導時間が不足している」「各学年の修了レベルの設定、評価基準について」といった具体的な課題を元に、各日本語学校の情報交換から問題提起・検討を行いました。
午後はエンカルナシオン日本語学校の四学級の公開授業を実際に参観し、それらを参考にしながら、より良い教育法を検討する研究協議会を開催し、活発な意見交換が行われました。
