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2004年度
教師養成講座(中級)


 2002年に始まった教師養成講座も3年目をむかえ、本年度は、養成講座の初級の修了者や日本での各種研修を終えた教師を対象にした中級の養成講座を開講します。
 この中級の養成講座では、中級レベルの日本語学習者を指導する際に中心となる読解の指導の仕方を学ぶことを目的にしています。比較的長い文章の読解、分析をテーマに、生の教材を使用し、略案の作成、教材から文型を選び指導案を作成するといった技術を学びます。本年度は、アスンシオンにおいて、全2回シリーズでの開講となります。
 講師は、2回を通じ、石崎滋JICA日系シニアボランティアが担当し、受講生のレベルに応じた数種類の教材を用いて、初級より内容の深い講義となっています。

 


 
 第1回  2004年11月22日・23日 

22日

午後

●オリエンテーション・自己紹介
●中級読解の実際
 石崎滋先生 (JICA日系社会シニアボランティア)
●略案作成の指導
 石崎滋先生 〈JICA日系社会シニアボランティア〉
     ◆提出順序
     ◆指導項目
     ◆新出語彙
     ◆指導文型    等について

23日
午前
●中級教材の略案作成@〜グループ別作業
 ・新出語彙のリスト ・新出漢字のリスト ・指導表現
 ・指導文型 ・提出順序 等
●中級教材の略案作成A〜グループ別作業
 ・大意とり項目 ・指導文型の例文作成

午後
●作成略案の発表〜グループA
●作成略案の発表〜グループB
●作成略案の発表〜グループC
●反省会・感想文記入

石崎先生
石崎滋先生
(JICA日系社会シニアボランティア)
授業風景
グループ作業
授業風景
グループに分かれて
略案の作成

 ≪受講者の感想から(一部抜粋)≫

  • 初級と違い語彙数も増え、それに伴い微妙に説明しずらい、表現や文型が山のように出てきました。今回は、日本語能力試験2級を目指す中級の学習者の為の読解教材の略案を作成しました。グループの皆で意見や例文を出し合いながら、楽しく作業ができました。教師にとって、略案は必要不可欠だと感じました。又、この略案を作ることによって、授業の流れを少しずつ上手くコントロールできるようになると思いました。
  • 中級講座の内容は、現場で実際に教えている私にとって、大変興味があり、役に立つものでした。日本語初級と大変違って、読解中心である内容をどのように教えていかなければならないか、その基本となるべきものをたくさん学ぶことが出来ました。又、指導案作成について、略案の書き方を先生が、段階順序を示して下さっていたので、非常に戸惑うことなく、スムーズに必要な項目を網羅することが出来ました。
  • グループに分かれ、勉強をし、自分だけの考えではなく、色々な案が出てとても良かったです。また、他の先生達と一緒に勉強が出来ることは楽しいです。次回も頑張りたいと思います。

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 第2回  2005年2月21日・22日

21日

午前

●オリエンテーション・グループ分け
●中級聴解の実際
 石崎滋先生 (JICA日系社会シニアボランティア)
●中級のタスク等紹介
 丸山みどり先生 (ラ・パス日本語学校教師)
●略案・細案作成の指導
 石崎滋先生 (JICA日系社会シニアボランティア)

午後
●中級教材略案作成〜グループ別作業
22日
午前
●中級教材細案作成〜グループ別作業
午後
●作成した細案の発表〜グループA・B
●細案に基づく模擬授業〜グループA・B
●合評会
●反省会・感想文記入

丸山みどり先生
(ラ・パス日本語学校教師)
グループで作成した細案に基づく
模擬授業

≪受講者の感想から(一部抜粋)≫

  • 今回の中級講座で長文の読解、聴解の略案、細案の作成を実際に行い、又、模擬授業を行ったことで、私にとっては大変大きな収穫を得たと思います。今後の授業に活かしたいです。
  • 今回の読解教材は、人の生死にかかわるテーマであるため、中高生を対象にした時、どの程度深いところまでとらえることができるか自信はないが、文型・表現などの例文をたくさんポケットに入れておいて、自在に出せるよう、日々の勉強を重ねていきたい。

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